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除染作業員 実態


気になる記事を発見したので、少し調べてみました。


以下記事の引用

『炎上したごみ箱の中の焼死体は41歳除染作業員』

福島県白河市のショッピングモール敷地内で8日、
炎上したごみ箱の中で焼死していた男性について、
白河署は13日、福島県郡山市の除染作業員(41)と身元を特定し、発表した。

白河署によると、除染作業員は埼玉県出身。
7月から郡山市で除染の仕事をし、ごみ箱炎上の数日前も勤務していた。
遺体に外傷はないことから事件性はないとみられる。

ここまで

気になるところは、福島県で働いていた除染作業員、
実を申しますと、私も福島県出身でして、あの震災で家は半壊、実家は大打撃を受けました。
今は、家の崩れた部分を取りはぶき、残った部分を改装して暮らしております。

まだまだ解決されていない問題がたくさんあり、
その中でも、福島原発問題は、日本全体いや世界規模の早急解決事項だと思うのは、
私だけではないと思います。

そんな原発問題の中で、自分の身の危険もかえりみず除染作業に従事されていた方が、
なぜ?このような事故?に合われたのか?
私も同じ40代とても他人事とは思えませんでした。


それと、除染の仕事とはどんなものなのか、気になったので調べてみた。

除染の仕事は、東京電力からゼネコンが共同して受注するらしいが、
実際の作業はほとんどゼネコンの下請け、さらに孫請けの作業員に回ってくる。
まあ、これはよくあるはなしだ。

除染作業員の労働実態や環境は?

作業員として雇用されると、まず特殊健康診断を受ける。
被ばく歴の有無、血液、皮膚の検査などが行われる。
この健診は、その後も6カ月に1回受けることになる。
また同時に、4時間の講義と1時間30分の実技からなる「特別教育」も行われる。


作業中の注意事項
手袋を外さないこと、
汚れた手袋で顔などに触れない、
直接地面に座らないこと、
放射性物質に汚染されたものはポリ袋に入れることなどである。
一日の仕事が終わったら汚染検査を受ける。
万が一、汚染が認められたら水で洗浄する。

見るからに、危険で特殊な作業だ
さぞかし、高収入かと思われるが、実際は

環境省がゼネコンなど元請けへ仕事を出す際、被ばくの危険性や精神的不安に対して
特殊勤務手当(放射線量などに応じ3300円~1万円の範囲で4種類)を支給するのだが、
作業員へ支払われる危険手当は、ピンハネされ現場の作業員に支払われていない、
これが、現状らしい。

募集要項が載っていたので、下に記する。

<募集条件>

・仕事内容:草刈、表層土壌の撤去、袋詰め等の簡単作業 (避難指示解除準備地区)
・日給:9000円〜1万2000円
・食事:現場により異なる。自炊、2食付き、3食付き
・時間:8:00~17:00
・資格:学歴・年齢不問、未経験者歓迎
・年齢:20歳~64歳
・休日:週休1日。原則25日間勤務
 ※寮費完全無料 雇用保険:労災保険あり(元請けによる)
  履歴書・免許証裏表のコピー(お持ちでない場合は住基カードのコピー)・証明写真3枚


たしかに、
日給12000円は、高額収入の部類に入ると思うが、健康被害、命にかかわると考えれば、
あまりにも安い。

今の原発問題を考えると、なくてはならない、仕事、行い、人、だ

この、除染作業員さんたちの実態をもっと考えるべきだと思う。

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